品番 : M-00389
区分 : 中古
種類 : ガス・ブローバック
箱 : あり
説 : あり
付属品 : 写真に写っているものですべて
作動 : 正常・試射確認済み
所見 : 写真が現物です。銃本体には、目立つ傷など特に見受けられない 良品と感じます。
全長 216mm 重量 854g 装弾数 21+1発
米比戦争において制式弾薬として使用していた38ロングコルト弾の威力不足が問題視されており、新たに採用する新型拳銃は1発で相手の動きを止める威力を持った、大口径弾を使用するオートマチックにすべきとの結論に達しました。その要請を受けてコルト社は、ジョン・ブローニングが考案した新型弾薬.45ACP(.45 Auto Colt Pistol)弾とこれを使用する大型自動拳銃M1905を開発しました。米軍はこの45ACP弾を次期新型弾薬と決定し、1906年から新型拳銃のトライアルを開始します。コルト社のほかサヴェージアームズ、DWM(ルガー)の3社が最終的な選考を競った結果、実に6,000発もの耐久テストを一度も作動不良を起こすことなく通過したコルト社がトライアルに勝ち残ることになります。この新型拳銃は「M1911」の名称で1911年に陸軍をかわきりに米軍制式拳銃として採用され、コルト社とスプリングフィールド国営造兵廠らによって1912年から1919年3月まで生産が続けられ、その数量は70万丁におよぶといわれています。このM1911として最後に生産されたモデルは、それ以前のものが光沢を帯び青味がかった色調であったのに対して、研磨工程の省略化によってほぼ黒色の仕上に変更されていたそうです。現在米国のコレクターの間では、この末期生産型のM1911をその漆黒の外観から「ブラックアーミー」と呼称しています。100年以上の永きにわたりアメリカを守り続けて来た傑作軍用拳銃コルト・ガバメントの歴史にその名を刻む「ブラックアーミー」をハンドフィニッシュならではのワンランク上のクオリティーでこの異端のミリタリーモデルをモデルアップ左右のグリップパネルには、伝統的なダブルダイヤモンドの木製グリップを採用。ローズウッド材で製作されたグリップパネルの表面には、整然とチェッカリングが刻み込まれ、上下のグリップスクリュー基部を囲うようにひし形の意匠が施されたダイヤチェッカー仕様。