中古エアガン | トカレフ・マカロフ
ソビエト連邦にて開発された軍用自動拳銃。トカレフTT1930/33は、アメリカのM1911(コルトガバメント)を原型にフョードル・トカレフにより生産性の向上とソビエトの過酷な寒さにも耐える耐久性を考慮して、セーフティすら省略するほど極限まで簡素化・省力化して再設計され1933年制式採用される。1951年には、旧式となった大型自動拳銃 トカレフTT-30/33に代わり、中型のマカロフ・ピストルを制式採用する。マカロフ・ピストルは、戦場でのピストルの重要性が薄れたと判断されて、中口径の9mm×18弾を採用。第二次世界大戦でドイツ軍が使用していた、ワルサーPP(警察ピストル)とよく似た設計となっている。マカロフは、ロシア軍など各国で採用はされているが、2010年ごろから9mm×19弾仕様の「MP-443 グラッチ」に制式の座を譲り更新されている。