品番 : M-00353
区分 : 中古
種類 : ガス・ブローバック
箱 : あり
説 : あり
付属品 : 写真に写っているものですべて
作動 : 正常・試射確認済み
所見 : 写真が現物です。銃本体には、目立つ傷など特に見受けられない。
全長 222mm 重量 910g 装弾数 22+1発
MEU(Marine expeditionary unit)=海兵遠征隊とは米国海兵隊(USMC)内において、主に上陸戦を想定して編成されたユニット。MEUは厳密には特殊部隊ではないものの、より難易度の高い任務にたずさわるUSMCの精鋭部隊といわれており、独自の装備を採用していることで知られます。そして主にMEU内のサブユニットMSPF(海事特殊目的部隊)を中心に使用されていたのが、俗にMEUピストルと称される1911.45オートマチックなのです。当初は倉庫に保管されている退役したコルト・ガバメントM1911A1の程度の良い個体を選別して、スライドを始めとする各部のパーツをアフターマーケットのカスタムパーツに交換しアップデートが図られたものが製作されました。1945年に最後に生産されたM1911A1のフレームを使用していましたが老朽化が著しく、隊員の増加による増産も必要となり2005年2月にスプリングフィールドアーモリー(以下SFA)製のプロフェッショナルモデルを購入し、これを新しいMEUピストルとしてカスタマイズしたものが製造されました。MEUピストルとしてSFA製1911を新たに購入した理由は、FBI(連邦捜査局)のHRTを含むSWATが同型のカスタム1911をビューローモデルとして制式採用していた背景が関係しています。 ビューローモデルの前身となったSFAプロフェッショナルモデルはリアセレーションのみが刻まれた仕様であったため、MEUの要項を満たすにはフロントコッキングセレーションを追加加工する必要がありました。これが後期型MEUピストルの大きな特徴とされており、本来SFA Customのマーキングがあるスライド前方部分に、強引に彫り込まれたセレーションをリアルに再現しています。この後期に作られたMEUピストルをヘビーウエイト材ならではの重厚感あふれるバトルダメージ仕上を施し、あたかも海兵隊の猛者達の手に握られて使い込まれた風合いを彷彿とさせる圧倒的なリアリズムでモデルアップ。