品番 : GC-00359
区分 : 中古
種類 : ガス・ブローバック
箱 : あり
説 : あり
付属品 : 写真に写っているものですべて
作動 : 正常・試射確認済み
所見 : 写真が現物です。銃本体には、目立つ傷など特に見受けられない 良品と感じます。
全長 183mm 重量 834g 装弾数 19+1発
日本でSFA製1911の人気筆頭に名を連ねるモデルが、V10ウルトラコンパクト。V10(ブイテン)は1996年頃から2000年初頭まで生産されたカスタム1911です。このモデル最大の特徴はバレルに設けられたエキゾーストポートで、斜め上方に向けて左右5個づつ計10個におよぶ排気孔が開けられており、弾丸を発射した際にVの字型に燃焼ガスを噴出しリコイルを制御する構造からV10と称されました。V10を象徴するカスタムスライドには上面左右2箇所のスリットが機械加工で再現されており、スライド閉鎖時にバレルのVポートが覗くことでメカニカルな造形美が醸し出されます。スライド背面にはサイティング時の光の反射を防ぐ30lpiのチェッカリングが刻まれたカスタム仕様。またスライド内のブリーチ後部にステンレス製別パーツのダミーファイアリングピンが仕込まれており、ハンマーをコックして後方から銃を見た際、ワンランク上のリアリティを演出しています。3.5インチサイズのポーテッドブルバレルはワンピース構造のフルメタル製パーツを使用し、トップヘビーな重量感を実現しています。 ソリッドに磨き上げられたチャンバー側面にミッチリと彫り込まれたマーキング(エキゾーストポートの注意書)もV10ならではの魅力といえるでしょう。前方から見るとバレル下のリコイルスプリングプラグが空洞のように感じますが、これは軽量化のために貫通させたもので、スライドを引くとガバメントサイズのリコイルスプリングガイドが頭を出す構造になっています。フレーム側には現代タクティクスに求められるカスタムパーツが凝縮されており、フルサイズのタクティカルガンさながらの操作性を誇ります。ハイライドグリップセフティのほか、左右から操作可能なアンビデクストラスのエクステンディッドセフティ、デルタハンマー等、全てのパーツは1つ1つ丹念な研磨処理とブルーイングで仕上られた金属感満点のカスタムグレード仕様です。グリップはウエイトを兼ねるスチールプレートがインサートされたホーグスタイルのワンピースラバーグリップを装着し、フィンガーチャンネルが吸い付くようなホールド感を発揮します。またグリップに隠れたフロントストラップ部分には30lpiのチェッカリングが施されており、通常のツーピースグリップに取り換えた際にも優れたグリッピングを提供してくれます。カーボンブラック・ヘビーウエイト製のスライドとフレームは、ハンドワークによるブルーイング(黒染)処理ののち、WAファクトリー熟練スタッフの職人技で1つ1つポリッシュ仕上が施されます。 これによってWAヘビーウエイトモデルの真骨頂とも言える、通常の塗装表現では味わえない深みのある鉄肌感に富んだ質感に加えて、エッジ部分のブルーイングの絶妙なかすれ具合が、まるで使い込んだかのようなリアルな風合いを再現しています。