初心者の方のエアガン講座
初めてのエアガン選び
初めてのエアガン本体選び
1. おすすめ 初めてのエアガン
初めてののエアガン は、
「ガス・ブローバック オートマチック ハンドガン」 をお勧めしたいです。
理由は、やはり エアガンの魅力が凝縮されているように感じます。ただ弾が出るだけはなく、実銃同様の作動を再現している点も合わせて エアガンの魅力を感じられると思います。
もちろん、友達にサバゲーに誘われたから はじめて エアガンを購入する。という方は やはり「電動ガン」が良いと思います。初めての屋外サバゲーにガスブローバックハンドガン1挺もっていっても微妙な感じになります。きっと。
その場合は インドアでしたら お値段のことも考えて 「電動ガンコンパクト >>」や「電動ハンドガン >>」など、屋外でしたら 「スタンダード電動ガン >>」あたりが良いかと思います。また、付いているマガジンですとすぐに弾を撃ち尽くしてしまうので、大容量の連射マガジンを購入しておくと便利です。予算があれば、複数マガジン購入が吉。
でもそういった事情がなく、ただ、エアガンに興味でたと言う方には、やっぱり「ガス・ブローバック」モデルを勧めたい。
メーカーは どこでもいいのですが、最初は東京マルイが無難です。比較的リースナブルですし、作動も間違いないので。「東京マルイ M92Fミリタリー」または 「グロック」あたりがおすすめです。値段が安価なとこが良いかなと思います。ただ、この2点は、ちょっと プラスチック感が強くリアリティには欠けるのかなとの印象がありますので、少し値は張りますが、できれば KSCやウエスタンアームズのHW(ヘヴィーウエイト)系のモデルも視野に入れていただければと思います。HWとはそのままで 重さが重いということです。重いHW系のモデルの方が作動に力強さもあります。弾を撃った際の反動が強いということですね。決して弾の速さが違うといったことはありません。エアガンの弾の速度は法律で上限が決められているので、大差ないです。
因みに 私の初めてのエアガンは、
「KSC社 U.S.9mm M9 HW」と「マルゼン社 レミントンM1100 ガス・ブローバック ショットガン」の2挺です。
KSC U.S.9mm M9 HW とは ベレッタM92の軍用モデルです。弾が出るだけだろう位に考えていましたが、ガス・ブローバック式で、初めてのブローバックに感動しました。それ以上に マルゼンのM1100ショットガン このモデルは カートに弾を込めて 本体にカートを装填すると、なんと 弾を撃つたびに 自動でカートが勢いよく飛び出してくるモデル。こちらの方によりワクワクしたのを覚えています。
かれこれ20年ほど前に 弊社でエアガンを取り扱うことになったので勉強しようと思って購入したのがこの2挺です。実際その時まで エアガンに触れたこともなく、どこで売っているのかわからず、秋葉原のアソビットシティにいって購入したと記憶しています。当時はまだ、インターネットの黎明期で恐らくADSLの時代。ネットショップはあまり一般的でなく、アマゾンもただの本屋だったころですので、M1100大きいから持って帰ってくるの大変でした。それでも初めてのエアガンは ガスガンでよかったと思っています。電動ガンですと モーターで弾を撃ち出すだけなので 初めての感動や楽しさは感じにくいかもしれないな と個人的には思います。
そういった個人的な思い出もあり、ガスブローバック モデルをお勧めしたいです。
2. リボルバー の選び方
リボルバーがほしいと考えていらっしゃる方に、ガスリボルバーの違いをご紹介いたします。
ガス・リボルバーを販売しているメーカーは タナカ社 ・ マルシン社 の2社がほとんどを占めます。
両社の違いは、カート=実銃でいうところの薬莢と弾の部分を再現しているかどうか、またそれに伴いガスタンクをどこに設置するかが主な大きな違いとなります。
① タナカ社 リボルバー
タナカ社は、ペガサスシステムといって、弾を込めるシリンダー部分に ガスと弾を込めます。そのため 装弾数が多くなります。機種によりますが、14発ほど込められます。また、実銃に近い機構を再現できますので、実銃用のグリップがそのまま使用できます。そのため グリップの種類が豊富ですので、その点は大きなメリットとなります。
② マルシン工業社 リボルバー
マルシン工業は、カートを再現しているので、カートに弾を込めてシリンダーに挿入します。ガスタンクはグリップ部分の設置してあります。カート式のため実銃同様に機種により5発ないし6発のみ装填可能。実銃と違いグリップ部分にガスタンクを設置しるため 実銃と大きく形状も違うので実銃用のグリップは使用できません。マルシン専用のグリップのみ対応ですので、2~3種類程度と極端に種類も限られますし、場合によっては長期に売り切れていることもあります。ただ、カート式であることによるメリットもあります。スピードローダーによるスペアカートの差し替えなどのアクションも楽しめます。
3. 必要な 付属品
購入するエアガン 本体が決まりましたら、必要なオプションがございます。
まず、どんなエアガンでも 必要なのは、
・ゴーグル = 目を守る 必須です。
・弾 = 6mmBB弾。弾がないと始まりません。
・シリコンオイル = 必須ではないのですが、メンテナンスオイルがあると便利です。
・的(ターゲット)= 必須ではないですが、的(ターゲット)も売っています。また撃った弾が散らばらないように袋状になっている的(ターゲット)も販売しています。お好みでご検討ください。
因みにメンテナンスオイル。必ず シリコンオイルを使用してください。自転車なんかに使う オイルは厳禁です。エアガンは樹脂製ですので、機械油とは相性が悪いです。故障の原因となります。
① ガスガン本体を選んだ場合
ガスガンをお選びいただいた場合、必要なのは ガス=フロンガスHFC134a です。ガスのメーカーはどこでも良いので、値段で決めてもいいのかなと思います。1点だけ注意点は、ガスを注入するノズルの長さには多少注意が必要です。
ガス缶によって ノズルの長さが違います。できるだけノズルは長いものを購入しておくとすべてのエアガンに対応できて便利です。ほとんどは短いノズルでも大丈夫ですが、一部のメーカー(特にウエスタンアームズ)のマガジンは長いノズルではないと注入できない可能性があります。
② 電動ガンを選んだ場合
電動ガンをお選びいただいた場合、必要なのは、バッテリーと充電器。このバッテリーは 種類があるのですが、まずは、メーカー推奨のニッケル水素バッテリーとその対応充電器でよいと思います。
因みにこのニッケル水素バッテリーですが、取り扱いに一定の注意が必要です。「メモリー効果」をご存じでしょうか?バッテリーがまだ使える電力があるのに 継ぎ足して充電してしまうと起こります。継ぎ足す前の残った電力あたりで使えなくなることがあります。できるだけ最後まで使用してから充電しましょう。ただ、ニッケル水素バッテリーでは以前のニッカドバッテリーほどのメモリー効果は発生しないのであまり心配しなくても大丈夫です。仮にメモリー効果が発生した場合には、きちんと放電してから再度充電すれば再生されます。しかし、この放電の方がある意味難しく、放置して完全に放電させると過放電となり逆に全く使用できなくなるので、放電は上手に行う必要があります。過放電で使用できなくなると再生は不可能です。
以上、初めてのエアガン選びでございました。